コロラドトウヒ ‘ホプシー’について

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  • 植物名 コロラドトウヒ
  • 学名  P.pungens
  • 科名  マツ科
  • 属名  トウヒ属
  • 原産  北米 

別名 プンゲンストウヒ、アメリカハリモミと呼ばれています。
高木〜小高木  寒冷地へ行くと公園や街路樹としても使われています。

その中でも特に銀灰色が強く小高木性の品種 ‘ホプシー’は葉の色も大変美しく人気があります。

さし木が困難な為、接ぎ木で増やされているのですが、
成長スピードが遅く接ぎ木をしても円錐形の形になるまでは5〜6年以上かかることもあり、大型のものは値段が非常に高くなっています。
大人の背丈より低い物でも5万〜7万といったところでしょうか、、



1m程度の小さなうちは茎の中心が定まらない為、支柱等で添え木をするようにしましょう。
毎年4月の中旬〜5月頃に新芽を出すのですが、成長する長さは10〜15㎝位で春にしか成長しません。(この時期の新芽は本当に綺麗です)
銀灰色の葉が庭にとてもいいアクセントになり目を引きますし、庭が明るくなります。

クリスマスの時期には枝を使用しリースやスワッグを作ってみてもいいかもしれませんね。
個人的には濃いグリーンのモミで作るより綺麗でオススメです。

私が育ててみた感じではそこまで神経質な感じはしないのですが、苗木のうちに枯らしてしまう方が多いようです。

育ててみた感じとして

  • 植えつけてから1〜2年は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。
  • 土には腐葉土やバーク堆肥を混ぜ込み水はけをよくし、有機質の多い土で育成。
  • ゆっくりですが大きく育つのであらかじめスペースに余裕のある場所に植える。
  • 樹形を乱す枝が出てきたらカットする。

といったところでしょうか。

ホプシーは大きすぎる、という方には矮性種のグロボーサがいいかもしれませんね。
成長スピードはかなり遅く樹形もコンパクトにまとまります。

  • プンゲンストウヒ グロボーサ

また今度コニファー類についてお話ししようと思います。

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